
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)に対するトリガーポイント治療
こんにちは、鍼灸マッサージ治療院 feel 院長の佐野です。
腰痛や肩の痛み、坐骨神経痛、首や膝の不快感などが長引いていると、「ヘルニア」「関節の変形」「加齢のせい」など、原因が明確だから仕方がないと諦めていませんか?
実は、その痛みや不快感の正体は「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」と呼ばれる状態かもしれません。
MPSとは、筋肉や筋膜に生じた“トリガーポイント”と呼ばれる痛みの発生源が、しばしば他の部位にも関連痛を引き起こす状態を指します。つまり、本当の原因が「筋肉にあるのに」画像検査では見つからないことも多く、誤った診断で見逃されてしまうケースも少なくありません。
トリガーポイント治療が有効な理由
当院が行っているトリガーポイント鍼治療は、この痛みの引き金となるポイントに、直接鍼でアプローチすることができる治療法です。
響くような「ズーン」とした感覚を伴うこともありますが、これはトリガーポイントに的確に届いている証拠でもあります。子どもでも受けている安全な施術で、痛みが和らぐことでリラックスされる方も多くいらっしゃいます。
また、ヘルニアや関節の変形がある場合でも、トリガーポイントの治療によって症状の改善が期待できます。これは、筋肉の緊張が神経や関節の動きに影響を与えているためです。
長引く痛みを、あきらめる前に。
慢性痛や繰り返すコリ・しびれに悩まされている方は、ぜひ一度、トリガーポイント治療を体験してみてください。
痛みの「本当の原因」に向き合い、毎日の生活が少しでもラクになるよう、全力でサポートいたします。
『この記事の執筆者:佐野 聖(はり・きゅう・マッサージ治療院 feel 院長)』
佐野聖は1995年に鍼灸マッサージ師(国家資格)を取得。8年間にわたり整形外科クリニックに勤務し、医師との連携による臨床経験を重ねたのち、2003年に横浜にて鍼灸マッサージ治療院「feel」を開院しました。
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)やトリガーポイントによる痛みやコリの治療を専門とし、肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・頭痛など、多岐にわたる慢性症状の改善を得意としています。
その治療技術は、鍼灸専門誌『医道の日本』にも紹介されており、エビデンスと経験をもとに、患者様一人ひとりの痛みの本質に迫る施術を行っています。