こんにちは。
横浜市保土ヶ谷区天王町にある、トリガーポイント鍼灸専門院「feel」院長の佐野です。
・親指のつけ根や手首の内側が痛む
・朝、指が曲がったままで伸びにくい
・指を動かすと「カクッ」と引っかかる感覚がある
こういった症状が続く方は、腱鞘炎やばね指(弾発指)の可能性があります。
整形外科で湿布や注射を受けたり、安静を指示されても、改善せずに長引くケースも少なくありません。
特に、ベビーカーを押す・抱っこする動作で発症する方も多く、育児中の女性に多く見られる症状です。
◆ 症状の背景にある「筋肉と筋膜」
腱鞘炎やばね指は、関節や腱だけの問題ではなく、親指を動かす筋肉の硬さ=トリガーポイントが深く関与していることがあります。
中でも以下の筋肉がポイントです:
短母指外転筋(親指を広げる)
母指対立筋(親指を他の指と向かい合わせる)
短母指屈筋(親指を曲げる)
これらの筋肉にトリガーポイント(痛みの引き金となる“しこり”)ができると、
- 手首の内側や親指にズーンと響く痛み
- 指の動きがスムーズにいかず、ばね指のような症状
- 握力の低下や物をつかみにくい違和感
などが現れます。
◆ トリガーポイント鍼療法とは
当院で行っているトリガーポイント鍼療法は、
原因となっている筋肉の深層にあるトリガーポイントへ、ピンポイントでアプローチする鍼治療です。
ミリ単位で深部に届くため、
手技では緩めきれない筋肉の緊張を直接ゆるめ、
炎症の原因自体を改善していきます。
◆ こんな方におすすめ
✔ 湿布や注射でも良くならない腱鞘炎・ばね指
✔ スマホやPC作業、育児で手首や親指がつらい
✔ 手術は避けたいけれど、根本的に治したい
✔ 整形外科では異常なしと言われたが痛い
痛みをがまんせず、専門的なアプローチを
当院では、2003年開業以来、筋膜性の痛みに対するトリガーポイント鍼治療を専門に行っています。
国家資格者が、症状と筋肉の状態を丁寧に見極めたうえで治療を行います。
『この記事の執筆者:佐野 聖(はり・きゅう・マッサージ治療院 feel 院長)』
佐野聖は1995年に鍼灸マッサージ師(国家資格)を取得。8年間にわたり整形外科クリニックに勤務し、医師との連携による臨床経験を重ねたのち、2003年に横浜にて鍼灸マッサージ治療院「feel」を開院しました。
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)やトリガーポイントによる痛みやコリの治療を専門とし、肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・頭痛など、多岐にわたる慢性症状の改善を得意としています。
その治療技術は、鍼灸専門誌『医道の日本』にも紹介されており、エビデンスと経験をもとに、患者様一人ひとりの痛みの本質に迫る施術を行っています。