横浜の鍼灸マッサージ治療院 feel 院長の佐野です。
私は30年間鍼灸マッサージ師として仕事をしており、ある程度の信用と実績を積み上げてきたと自負しております。
そんな私の立場から、昨今の鍼灸治療や整体などの民間療法についてお話ししたいと思います。
先日施術中にお客様から「○○治療ってどうなんですか?」という質問がありました。
私自身その治療を受けたことがないので、「受けたことがないのでわかりません」とお答えしました。
その治療はSNSなどで最近目にすることが多い鍼灸治療の一つで、私も気にはなっていました。
極論その方がお困りの症状が良くなればどんな治療でも私は良いと思います。
だだし、安全であること、その治療がどうして効果があるのか、施術者が明確に答えられることが大前提です。
SNSでは、私服のままお世辞にも綺麗とは言えない施術室で、時に服の上から鍼を打ったり、骨格矯正と称して関節をボキボキする整体だったりと、安全でないものがたくさんあり、むしろそういったもの、いわゆる映える、過激なものが施術業界にも多くみられるようになってしまいました。
(10年以上前にもポキポキする整体が流行りましたが、事故なども多く減ってきてところだったのに残念です)
お食事をする時に、虫が出そうなお店は選ばないと思います。
治療院も清潔でなければいけません。
美味しいレストランには白衣をきたコックさん、お寿司屋さんには板前さんがいます。
鍼灸マッサージ師も白衣を着ていて欲しいと願います。
特に国家資格を有する鍼灸師は、一定の条件で健康保険を利用した施術も認められています。
モラルをもって治療を提供してもらいたいものです。
=この記事は、鍼灸マッサージ師(国家資格)である当院院長の佐野聖が書いています=
「佐野聖は1995年の国家資格取得以降、臨床の第一線で活躍しており、その技術は鍼灸の専門誌である「医道の日本」において紹介されるなど、トリガーポイント・筋膜由来の痛みやコリの改善において高い評価を得ております」