実は私、週に3回、多いときは6回、筋トレをしています。
このルーティンを始めたのは50歳から。まだ1年半ですが、人生で今が一番、力持ちです!!
筋トレを続ける中で、身体の使い方を改めて見直すことができ、それが施術にも非常に良い影響を与えてくれています。
“自分の体で感じる”ことが、何よりの学びですね。

[はじめてのゴールドジム]
さて今日は、そんな私が心から「プロフェッショナルだ!」と感動した、あるトレーナーさんのお話をさせてください。
皆さん、「おかずもち」こと持田教利さんをご存知でしょうか?
ボディビルの選手としても、ユーチューバーとしても活躍されている、超人気のパーソナルトレーナーさんです。
なんと予約は半年待ち。ですが、偶然タイミングが合い、今回ご指導いただく機会に恵まれました。
感想を言うと「すごかった!」の一言。
もちろん、指導が上手なのは言うまでもありません。
でも、私が本当に驚いたのは、そのトレーニング内容が“私にピタッと合っていた”ことなんです。
実はこれまでにも、何人かのトレーナーさんにパーソナルトレーニングを受けた経験があります。
でも、今回ほど身体にしっくりきた感覚はありませんでした。
むしろ今までのものは、実は“フィットしていなかった”んだと気づかされたほどです。
今回は肩のトレーニングを教わったのですが、ウェイトの選び方や、私がつまずいていたポイントを的確に見抜き、完璧にカスタマイズしてくれたのです。
おかげで、気持ちよくトレーニングを終えることができました。
理論やテクニック、知識を持つトレーナーはたくさんいます。
でも持田さんのすごいところは、それらに加えて“目の前の人を瞬時に見抜き、その人だけのトレーニングを提供できる”こと。
言葉にするのは難しいですが、「本物のプロとはこういう人だ」と、久しぶりに心の底から感じました。
最近はSNSの影響で、“映え”や“過激さ”、“珍しさ”がもてはやされがちです。
でも、本当に価値あるものは、やっぱり実際に体験して、肌で感じてこそ分かるんですよね。
持田さんとのセッションは、まさにそんな体験でした。
次にお願いできるのは、また半年後かもしれませんが(笑)、
それまでしっかり自分を鍛えて、次回のトレーニングに備えたいと思います。
本物のプロに出会えたことに、心から感謝です。
『この記事の執筆者:佐野 聖(はり・きゅう・マッサージ治療院 feel 院長)』
佐野聖は1995年に鍼灸マッサージ師(国家資格)を取得。8年間にわたり整形外科クリニックに勤務し、医師との連携による臨床経験を重ねたのち、2003年に横浜にて鍼灸マッサージ治療院「feel」を開院しました。
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)やトリガーポイントによる痛みやコリの治療を専門とし、肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・頭痛など、多岐にわたる慢性症状の改善を得意としています。
その治療技術は、鍼灸専門誌『医道の日本』にも紹介されており、エビデンスと経験をもとに、患者様一人ひとりの痛みの本質に迫る施術を行っています。