横浜の鍼灸治療院 feel 院長の佐野です。
このところ、体調を崩してしまう方を多く見受けます。
本記事では、頭痛など、寒暖差と気圧の変化による体調不良や、鍼灸施術による改善メカニズムについて解説したいと思います。
当院にいらしている方でも、急な症状で悩まされる方が非常に多いです。
症状としては
・めまい
・頭痛
・不眠
・吐き気
・蕁麻疹
・体の痛み
・微熱がつづく、など
など多岐にわたります。
など多岐にわたっており、俗に「天気痛」とも言われる症状になります。
これらの原因の一つ知して考えられるのが、寒暖差や、気圧の変化による自律神経の乱れです。
人は、交感神経と副交感神経のふたつからなる自律神経によって、血流や免疫機能、涙が出たり、トイレへ行ったりと様々なことを調整しています。
例えば、焚き火に手をかざすと、皮膚への熱刺激によって血管が拡張し、体が温まります。この時は主に副交感神経の支配が強まり、逆に冷たい水に手をつけると、血管が収縮して体が冷えます。この時は主に交感神経の支配が強まっている状況です。
主にとありますが、これはどちらかが完全に支配することはなく、いつでも天秤のように、刺激によって優位になる方があるからです。
本来、夏から秋秋から冬へと徐々に気温の変化に身体は慣れていくのですが、ここ最近は暑い日、寒い日と両極端に変化する日が続いていて、自律神経の制御が上手く働かなくなってしまします。
これを整えるには、強制的にどちらかを優位にして、乱れた動きをしている天秤を落ち着かせるということをします。
鍼治療を受けると、身体は副交感神経優位になり、自律神経の乱れを落ち着かせる効果があります。
これは鍼が体に入る、すなわち異物が体内に侵入してくることにより、それを排出しようとするからです。
寒暖差や気圧以外にも、様々なストレスによって自律神経の乱れが生じます。
お心当たりの方はご相談ください。
=この記事は、鍼灸マッサージ師(国家資格)である当院院長の佐野聖が書いています=
「佐野聖は1995年の国家資格取得以降、臨床の第一線で活躍しており、その技術は鍼灸の専門誌である「医道の日本」において紹介されるなど、トリガーポイント・筋膜由来の痛みやコリの改善において高い評価を得ております」