こんにちは、筋膜治療・トリガーポイント鍼治療院 feel 院長の佐野です。
以前にもご紹介させていただいた、当院でコンディショニングサポートをしている自転車競技の渡部春雅選手(明治大学)が10月7日〜17日まで行われた鹿児島特別国体に神奈川県代表として出場、女子スクラッチで見事優勝を果たしました!!
今年は、インカレでも出場3種目中2勝を挙げ大活躍。
といったところで、今回はスポーツをされている方への大会前のコンディショニングと鍼灸についてのお話です。
スポーツ選手のコンディショニングというとマッサージが一般的ですが、当院では鍼治療を積極的に取り入れています。
まず、大会前のコンディショニングについては、痛みを感じている場合にはそれに対しアプローチをするのはもちろんですが、関節の動きを良くするポイントへ鍼施術を含め、筋肉の張りを緩和させる筋膜ポイントへの鍼施術も行なっていきます。
トリガーポイント鍼療法は、筋肉痛に似た重みを伴います。
一般的な症状への施術では、その重さが半日ほどで抜けていきますが、競技者へのコンディショニングの場合は、施術から競技までの期間を考慮して最大限に効果を出すために3日ほどの筋肉痛を承知で施術することもあります。
(筋肉痛の痛みの出方や、消失する日数の目安はその都度伝えます)
この重みは、筋肉・筋膜が鍼によって傷つき起こるもので、日を追うごとに軽くなっていきますが、初めてだとビックリされる方が多いです。
しかしこの筋肉についた微細な傷が血液循環を良くして、筋肉への酸素の取り込みを増加させ、関節の動きをスムーズにし、疲労を解消してくれます。
その後の軽さと動きやすさのための必要な痛みだとご理解ください。
コンディショニングをすることで、身体をベストな状況にすることは、記録の更新などにも貢献しますし、何より怪我のリスクが軽減されます。
学生競技者・プロスポーツ選手のほか、一般ウェイトリフター・ランナー・テニスプレイヤーの方など、お気軽にご利用ください。
=この記事は、鍼灸マッサージ師(国家資格)である当院院長の佐野聖が書いています=
「佐野聖は1995年の国家資格取得以降、臨床の第一線で活躍しており、その技術は鍼灸の専門誌である「医道の日本」において紹介されるなど、トリガーポイント・筋膜由来の痛みやコリの改善において高い評価を得ております」