こんにちは。
はりきゅうマッサージ治療院feelの広末です。
本日は「肩甲骨・肩・腕の痛みや痺れ」に悩まされていた
浜口さま(仮名・70代男性)の症例をご紹介します。
◆症状:肩甲骨〜肩〜腕にかけての痛みと痺れ
浜口さま(仮名・70代男性)
若い頃にラグビー経験あり
数週間前から肩甲骨〜肩、腕にかけての鋭い痛みと痺れが出現
痛み指数:初診時10(最大)
【過去の治療歴】
整形外科でレントゲン・MRI → 異常なし
痛み止め処方 → 効果なし
◆治療方針:トリガーポイント鍼治療
この症状は、神経や関節の問題ではなく、筋肉の深層に存在する
トリガーポイントが原因となっている可能性が高いと判断しました。
◆主に治療対象とした筋肉とその作用
・棘下筋
肩の外旋・安定性保持
肩甲骨奥の鈍痛・放散痛
・大円筋
肩の内転・内旋・伸展
腕の後面〜小指側の痺れ
・僧帽筋
肩の挙上・内転
首の付け根の張り・頭痛
・上腕三頭筋
肘の伸展
上腕〜前腕の放散痛と痺れ

↑棘下筋

↑上腕三頭筋
◆経過:痛み指数が10 → 5まで軽減
3~4日置きで継続中。
現在、3回目の施術終了時点で痛み指数が「5」まで減少。
夜間の痛みで目覚めることが減り、日中の動作がスムーズに。
浜口さま(仮名)のコメント:
「ようやく希望が見えてきた。もう少し、根気強く通ってみたい」
◆今後の展望:痛み指数「10 → 限りなく0」へ
このまま筋肉の過緊張とトリガーポイントを解消していけば、完全な症状消失も見込めます。
日常生活動作を支える肩甲骨まわりの筋肉は、疲労が蓄積しやすく
ご高齢の方や過去にスポーツ歴がある方ほどリスクが高いです。
原因不明の痛み・痺れでお悩みの方へ。
当院では「筋肉由来の痛み・しびれ」に特化したトリガーポイント鍼治療を行っています。
✔︎ 病院で異常が見つからなかった
✔︎ 慢性的な肩こりが取れない
✔︎ 湿布や電気治療では変化がない
✔︎ 昔のケガの後遺症かも…と諦めている
そんな方にこそ、一度ご相談いただきたいと思っています。
=筆者:広末 喜和子=
鍼灸師として、肩こりや腰痛などの慢性症状から美容を目的とした施術まで、幅広く対応しております。
特に美容鍼の分野では、当院オリジナルメソッドである「リガメンティシア®」のインストラクターを務め
施術だけでなく、後進の指導にも携わっています。
また、AEA認定エステティシャンの資格を取得し、化粧品やスキンケアの専門知識も豊富。
鍼灸とエステの両分野に精通していることから、美容と健康を総合的にサポートできるのが強みです。