鍼灸専門治療院 feel横浜本院 スタッフブログ
2024年11月20日

五十肩の治療経過

こんにちは、鍼灸マッサージ治療院の広末です。

今日は、右肩の五十肩の治療経過について書いていきます。

初回時は、前にも横にも、腕を上げる動作はどれも痛みがあるということでしたが
3回目の治療では
・痛い動作→洋服の袖に腕を通すときに肩周辺が痛い
・痛くない動作→吊革を持つ、高い所の物を取る
という変化がありました。

このような場合、基本的には
1三角筋(後部繊維)/2三角筋(中部繊維)/3三頭筋/4二頭筋、または腕橈骨筋や回内筋の筋膜の癒着が強いと考えられます。

その上で、実際に患者様の肩周辺の筋肉を触ってみると、特に三角筋(中部・後部繊維)と二頭筋の起始部がガチガチに膠着した状態だったため、この日は三角筋(中部・後部繊維)と三頭筋の鍼に1hzでパルスをかけ、痛みを取りつつ固まってしまった筋肉を緩めていったところ、治療後には腕を大きくぐるぐると回せるようになり「肩が軽い!普通に回せる!」と大喜びのご様子でした。



また、何かひとつの動作をするとき、筋肉は単体ではなく関節をまたぎいくつもの筋肉が作用しながら動くため
上記以外にも僧帽筋や棘下筋、大円筋などにも鍼をする必要があり、この日も全体的に刺鍼で緩めていきました。

経過をふまえて、次回またブログにアップします。

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