こんにちは。
はりきゅうマッサージ治療院feelの広末です。
今回は、「脊柱管狭窄症」と診断されていた、前園さま(仮名・70代男性)が
当院のトリガーポイント鍼治療を受け、5回の施術で歩幅が広がり、歩行が安定してきた症例をご紹介します。
同じようなお悩みでお困りの方に、少しでも希望を持っていただければ幸いです。
■ 来院時の主な症状
「長く歩くと足がしびれる」
「最近歩幅が狭くなってきた」
「脊柱管狭窄症と診断された」
「ふらつくような歩き方が気になる」
■ 体の状態と問題のある筋肉
触診により、腰部から臀部にかけての筋肉の過緊張(硬さ)が強く
神経や血流が圧迫されている状態でした。
▼ 特に硬くなっていた筋肉
多裂筋
腰方形筋
大臀筋
中臀筋
梨状筋
主にこれらの筋肉が硬くなることで、坐骨神経や血管が圧迫され
しびれや歩行障害の原因となることが多くあります。

↑多裂筋

↑大腰筋
~パルス通電治療(低周波鍼通電)~
特に硬さの目立つ筋肉には鍼通電でパルス刺激を加え
自発的な筋収縮を促進→筋肉を自然にゆるめる方法を取りました。
■ 施術の経過と変化
初回後→しびれ感に特に変化なし。
3回後→歩くときの足の運びがスムーズに。「少し歩きやすくなった」
5回後→歩幅が明らかに広がり、しっかりとした足取りに変化。
今後も、定期的な治療を継続予定。
脊柱管狭窄症は「加齢によるものだから仕方ない」とあきらめていませんか?
実際には、筋肉の硬さや血流不足が症状の一因になっているケースも多く、
適切な鍼治療で症状が軽くなる可能性は十分あります。
「このまま歩けなくなるのかな」と不安に感じている方にこそ
今ある筋肉の状態を見直し、改善できる余地を一緒に探したいと思っています。
▼ 他にもこんなお悩みに対応:
腰椎すべり症
坐骨神経痛
慢性腰痛
高齢者の歩行トラブル
手術を勧められたが避けたい方
手術後の歩行困難 など
諦める前に、一度ご相談ください。
=筆者:広末 喜和子=
鍼灸師として、肩こりや腰痛などの慢性症状から美容を目的とした施術まで、幅広く対応しております。
特に美容鍼の分野では、当院オリジナルメソッドである「リガメンティシア®」のインストラクターを務め
施術だけでなく、後進の指導にも携わっています。
また、AEA認定エステティシャンの資格を取得し、化粧品やスキンケアの専門知識も豊富。
鍼灸とエステの両分野に精通していることから、美容と健康を総合的にサポートできるのが強みです。