こんにちは。
はりきゅうマッサージ治療院feelの広末です。
今回は「カメラが趣味だけど、五十肩で思うように楽しめない」という
橋本さま(仮名・50代女性)の実例をご紹介します。
「このままでは旅行でカメラが持てない」と悩まれていましたが
旅行前の2カ月間、週1回の施術で状態が改善し、カメラを担いで
ご旅行を満喫できた、というお話をご紹介します。
橋本さま(仮名)は、長年デスクワーク中心の生活をされており
ある日「肩がガチガチで痛い」「上の棚のものを取るのも難しい」と来院されました。
特にお悩みだったのが、以下のような動きの痛み:
リュックを背負うときの腕の動き
洋服の着脱時に腕を後ろに回すときの激しい痛み(結帯動作)
◆結帯動作に関わる筋肉とその役割
「結帯動作(腕を後ろに回す動き)」には、主に以下の筋肉が関与しています:
大円筋(だいえんきん):腕を後ろに回すときに重要な働きをする

肩甲下筋(けんこうかきん):肩の内旋を担うインナーマッスル

これらの筋肉が硬くなったり炎症を起こすことで、肩関節の可動域が制限され、痛みが生じるのです。
トリガーポイント鍼治療でアプローチ
当院では、トリガーポイント鍼治療を用いて
痛みの原因となる筋肉の緊張や硬さを取り除きます。
旅行前の2カ月間は、週1回に通院いただき集中的に施術を行いました。
◆急性期には、週1回の通院が改善のポイント
痛みが強く、まだ慢性化していない時期(急性期)には、
定期的かつ短い間隔で施術を重ねることが、改善を早める重要なカギとなります。
ご旅行では、カメラをしっかり担いで大満足!
「旅行では、無事に撮影を楽しめました」と、笑顔で話してくださり
私も本当に本当に嬉しかったです。
とはいえ、まだ完璧に痛みが取れたわけではないため
現在も、メンテナンスを兼ねて五十肩の治療を継続中です。
~五十肩でお悩みの方へ~
五十肩は、「年齢のせい」「そのうち良くなる」と放置されがちですが、
放っておくと関節が硬くなり、治るまでに年単位で時間がかかるケースもあります。
腕が後ろに回らない
リュックやカバンを背負うのがつらい
髪を結んだり、下着をつける動作が難しい
…といった症状を感じていたら、早めの対処が大切です。
「もう年だから仕方ない」ではなく、
「また趣味を楽しみたい」「快適な日常生活を取り戻したい」
その想いを、全力でサポートいたします。