こんにちは。
はりきゅうマッサージ治療院feelの広末です。
先日、沖縄で開催されたテーザー級ヨット世界大会に
1週間帯同させていただく機会に恵まれました。

大会期間中、多くの選手のコンディショニングを担当させて頂いたのですが
その中でも特に印象に残った症例をご紹介します。

その方は、以前から腱鞘炎による手首の痛みを抱えており
大会期間中も症状が続いているとのことでした。
ヨット競技では、シート(ロープ)の操作や艇のコントロールを繰り返し行うため
前腕から手首にかけて大きな負荷がかかります。
「痛みがあるので、明日のレースが不安です」とのこと。
世界大会という大舞台だからこそ、痛みを気にしながら
レースに臨む精神的な負担も大きかったのだと思います。
今回、強い緊張がみられた筋肉は
長母趾外転筋
短母趾伸筋
長橈側手根伸筋
短橈側手根伸筋
橈側手根屈筋
浅指屈筋
深指屈筋
円回内筋
など、手首や指の動きに深く関わる筋肉です。
ヨット競技ではシートを強く握る動作や、瞬間的に引き込む動作が繰り返されるため
これらの筋肉に過剰な負担がかかりやすくなり、
筋肉の緊張が続くことで腱へのストレスも増加し
腱鞘炎の症状を長引かせる原因となります。
今回は、硬結が強い部分を中心に鍼と合わせて低周波通電(パルス療法)も行いました。
その結果・・・
翌日のレース後
選手が来院されるなり、
「痛みがなくなってびっくり!ちゃんとレースに出れました!」
と笑顔で報告してくださいました。
レース中も痛みを気にすることなく競技に集中できたそうで
私も本当に嬉しかった!!
さらに、
「鍼は長年受けてきたけど、こんなにも効果を感じたのは初めてでした」
と嬉しいお言葉も。
競技者にとって大切なのは、ただ痛みが減ることだけではありません。
痛みを気にせず、自分の力を発揮し、競技そのものを楽しめる状態でスタートラインに立てること。
そのお手伝いができたことは、治療家として大きな喜びでした。
スポーツによる腱鞘炎は筋肉へのアプローチが重要。
腱鞘炎というと、手首だけに原因があると思われがちですが
実際には、
前腕の筋肉の過緊張
繰り返し動作による筋疲労
握力の使い過ぎ
フォームや身体の使い方のクセ
などが複雑に関係しています。
そのため、痛みの出ている部位だけではなく、
負担を生み出している筋肉や動作パターンまで評価することが重要です。
スポーツによる手首の痛みや腱鞘炎でお悩みの方は、早めのケアをおすすめします。
沖縄世界大会帯同を通して学んだこと。
今回の世界大会帯同では、普段の院内治療とは異なり、翌日に選手から直接反応をいただける貴重な経験となりました。
「昨日の治療で今日はどうだったか」
という結果をすぐに確認できる環境は、治療家として非常に勉強になりました。
選手の皆さまから多くの学びをいただき、心から感謝しております。
これからも、一鍼灸師として技術研鑽を続けてまいります。
~おまけ~
銭湯とサウナが大好きな私は、連日海辺にあるこちらへ。

利用者さんがほぼおらず、毎日貸し切り状態でした。
90度のサウナも、泡風呂も気持ちよくて大満足!
おいしいタコスも食べれたし♪

かわいい猫ちゃんにも出会えたし♪

感謝の1週間でした!
貴重な経験を、本当にありがとうございました。
