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鍼灸専門治療院 feel横浜本院 院長ブログ

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2026年07月10日

歯列矯正中の顎の痛み・肩こり・頭痛

肩こり
頭痛
歯の痛み
歯列矯正

「矯正だから仕方ない」と我慢していませんか?

インビザラインやワイヤー矯正を始めてから、

  • 顎が疲れやすくなった
  • 口を開けると痛い
  • 首や肩がこるようになった
  • 頭痛が増えた
  • 顔が張るような感じがする

このような症状を感じたことはありませんか?

歯列矯正では、歯を少しずつ理想的な位置へ動かしていきます。 その過程で違和感や軽い痛みが出ることは珍しくありません。

しかし、矯正中のつらさは、歯だけでなく 顎や首の筋肉が関係している場合もあります。





歯だけではなく、筋肉も新しい噛み合わせに適応しています

歯列矯正では、歯が動くたびに噛み合わせも少しずつ変化します。

身体はその変化に合わせて、

「どこで噛めば力が入りやすいか」

「どうすれば顎が安定するか」

を無意識に調整しています。

その役割を担っているのが、

  • 咬筋(こうきん)
  • 側頭筋(そくとうきん)
  • 翼突筋(よくとつきん)

などの咀嚼筋です。

これらの筋肉は、毎日の食事や会話だけでなく、 安静時にも顎の位置を保つために働いています。

矯正中は、この筋肉が普段以上に細かな調整を繰り返すため、 人によっては疲労や緊張が蓄積することがあります。




顎の筋肉は首や肩ともつながっています

顎を動かす筋肉は、首や肩の筋肉と協調して働いています。

そのため顎まわりの筋肉が緊張すると、

  • 首が張る
  • 肩がこる
  • 後頭部が重い
  • こめかみが痛む

といった症状につながることがあります。

特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で姿勢が崩れていると、 首や肩の筋肉にも負担がかかりやすくなり、 顎まわりの筋肉への負荷もさらに大きくなることがあります。




インビザラインでも症状が出ることがあります

「インビザラインは痛みが少ない」と言われることがあります。

実際に、ワイヤー矯正と比べて装置による刺激が少ない方もいます。

一方で、インビザラインは長時間装着するため、 噛み合わせが変化した状態が続きます。

そのため、

  • 顎が疲れる
  • 食いしばりやすくなった
  • 朝起きると顎がだるい

と感じる方もいらっしゃいます。

症状の出方には個人差がありますが、 「マウスピースだから大丈夫」とは言い切れません。




当院では筋肉の状態を評価します

当院では、歯列矯正そのものを行うことはできません。

また、歯の位置や噛み合わせを調整することもありません。

一方で、矯正中に緊張した筋肉や筋膜の状態を評価し、 必要に応じてトリガーポイント鍼治療を行っています。

対象となるのは、

  • 顎まわりの筋肉
  • 首の筋肉
  • 後頭部の筋肉
  • 肩の筋肉

などです。

筋・筋膜の緊張が関与している場合には、

  • 顎の疲労感
  • 顎の動かしづらさ
  • 首や肩のこり
  • 頭の重だるさ

などの軽減が期待できる場合があります。

※症状の原因や改善には個人差があり、 すべての症状に効果を保証するものではありません。




我慢するしかないと思わないでください

歯列矯正では、歯が動くことによる違和感は避けられないことがあります。

しかし、その一方で、筋肉の緊張が症状を強めているケースも少なくありません。

「矯正だから仕方ない」と我慢し続ける前に、 一度筋肉の状態を確認してみることも選択肢の一つです。

矯正治療と並行して筋肉のコンディションを整えることで、 より快適に矯正期間を過ごせる可能性があります。




矯正中にこのような症状がある方はご相談ください

  • 顎が疲れやすい
  • 口を開けると痛い、開けづらい
  • 首や肩のこりが強くなった
  • 頭痛や後頭部の重さが気になる
  • インビザライン装着後に違和感が続く
  • 「矯正だから仕方ない」と言われたがつらい

当院では、歯科医師による矯正治療を尊重しながら、 筋・筋膜の視点からお身体の状態を評価し、 矯正期間中の負担軽減をサポートしています。

※歯の強い痛み、装置の不具合、噛み合わせの急激な変化などがある場合は、 まず矯正を担当している歯科医師へご相談ください。







【監修・執筆者プロフィール】
佐野 聖(さの ひじり)
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
横浜市の「はり・きゅう・マッサージ治療院 feel」院長。1995年に国家資格を取得後、整形外科勤務を経て、2003年に開業。
30年以上にわたり、肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・頭痛などの慢性的な痛みの施術に従事。筋筋膜性疼痛症候群(MPS)、トリガーポイント、筋膜へのアプローチを専門とし、解剖学・運動学に基づいた施術を行っている。
トリガーポイント治療に関する臨床・技術について、鍼灸専門誌『医道の日本』に特集掲載。現在も国内外の知見を学び続け、臨床経験と根拠の両面を重視した施術を行っている。




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