横浜のトリガーポイント鍼灸院 feel 院長の佐野です。
肩こりや腰痛、坐骨神経痛などで、いくつもの治療院や医療機関を回ったのに改善しない。
そんな時、私はよく思うことがあります。
「治療が効かない」のではなく、専門が合っていないことがある。
今日は、そのことを改めて実感した出来事を書きたいと思います。
=私自身、専門医に救われました=
実は先週土曜日から昨日木曜日まで、急病のため6日間お休みをいただいていました。
これまでインフルエンザ以外で休んだことはなく、自分でも驚きました。
金曜日の朝、少し寒気があるなと思って仕事に向かい、夕方には38.5℃まで発熱。
さらに尿の出が悪くなり、これはおかしいと感じ、夜のうちに泌尿器科を探しました。
翌朝受診すると、問診票を見た先生が開口一番、「これは急性前立腺炎。あと1日遅かったら結構危なかったかも。よく来てくれた。」
と。
初日は点滴を2本、薬も処方され、最低3日安静とのこと。
結果6日間しっかり休みましたが、的確な診断と処置のおかげで、日ごとに改善していくのがわかり、昨日の再診でOKをいただき、本日無事仕事復帰できました。
当初は「近所の内科でもいいかな」と考えていたのですが、今思えば、検査機器の整った専門医に診てもらったことが、回復を早めた最大の要因だったと思います。
=「同じ診療科」でも専門性で結果は変わる=
もう一つ、昔から印象に残っている話があります。
娘は飛行機に乗ると耳抜きができず、毎回ほぼ100%航空性中耳炎になってしまうタイプでした。
旅行に行っても、滞在中ずっと耳が詰まる、そして痛い。
帰りの飛行機でまた悪化し、帰国後も1週間続く。
何件も耳鼻科へ行きましたが、返ってくる答えは同じ。
「搭乗前に受診して、鼻の通りを良くして薬を飲んでください。」
でも改善しない。
そんな時、スキューバダイバーが通う耳鼻科の存在を思い出し受診しました。
すると処方されたのは薬ではなく、耳抜き機能そのものを改善するための訓練。
鼻で風船を膨らませるトレーニングキットで毎日練習。
結果、すっかり改善しました。
同じ耳鼻科でも、“耳鼻科”ではなく、“耳抜きに強い耳鼻科”だったことが違った。
=痛みも「専門違い」で長引くことがある=
これは肩こりや腰痛にも起こります。
例えば、
・マッサージではその場だけ楽になる
・整形外科で異常なしと言われる
・湿布や薬では変わらない
・整体や治療院を何件も回っている
こうしたケースで、実は背景に、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)・トリガーポイント由来の問題が潜んでいることは少なくありません。
しかし、この領域はどこでも同じように診られているわけではありません。
ここに専門の差が出ます。
=鍼灸にも専門があります=
「鍼灸ならどこも同じ」
実はそうではありません。
鍼灸にも、
・自律神経症状を多く診る院
・婦人科に強い院
・美容鍼専門
・筋・筋膜性疼痛を専門とする院
それぞれ専門があります。
当院 feel は、開業以来20年以上、筋筋膜性疼痛・トリガーポイント治療を専門に臨床を積み重ねてきました。
肩こり、腰痛、坐骨神経痛、五十肩、頭痛、肘や膝の痛み。
単に「凝っているところに鍼をする」のではなく、
・原因筋の評価
・関連痛の分析
・筋膜連鎖の視点(アナトミートレイン)
・トリガーポイント評価
まで含めて、痛みを構造的に見ることを大切にしています。
これは一般的な対症的アプローチとは少し考え方が異なります。
=どこへ行くかより、「誰に診てもらうか」=
今回、自分が患者側になって改めて思いました。
大切なのは
どこへ行くかより、誰に診てもらうか。
さらに言えば
その人は、それを専門にしているか。
これは医療でも、鍼灸でも同じです。
慢性的な痛みでお悩みなら、専門という選択肢を
もし、
・良くならない肩こり・腰痛がある
・坐骨神経痛やしびれが長引いている
・原因不明と言われた痛みがある
・筋肉・筋膜由来かもしれないと言われた
・トリガーポイント治療に興味がある
そのような方は、筋筋膜性疼痛を専門にみる鍼灸院という選択肢も知っていただけたらと思います。
専門には、専門で応える。
それが、回復への近道になることがあります。
筋筋膜性疼痛なら、feel。
ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。
=筆者:佐野 聖(さの ひじり)/ はり・きゅう・マッサージ治療院 feel 院長=
1995年、鍼灸マッサージ師(国家資格)取得。整形外科勤務を経て臨床経験を積み、2003年に横浜にて「はり・きゅう・マッサージ治療院 feel」を開業。
これまでの臨床の中で、痛みの多くが筋肉や筋膜に由来することに着目し、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)およびトリガーポイントに特化した治療を専門としている。
肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・頭痛など、慢性的な痛みに対して、局所だけでなく身体全体の機能を踏まえたアプローチを行い、改善をサポートしてきた。
その治療技術と臨床経験は、鍼灸専門誌『医道の日本』において特集掲載されている。
2026年04月24日
治療院選びで回復は変わる ―「専門に診る」ことの重要性。慢性的な痛みも同じです―
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